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刻の本

古びた本は 今も昔も刻(とき)を刻む。

Dramatic Record ~Part 25~

「見つけた」

そっと呟いた言葉が、静寂(しじま)を壊す。
彼女は閉じていた瞼を開き、その身を沈めていたソファーから立ち上がった。
周りを見渡せば見えるのは壁を覆い隠すほどの書棚。
あまり広くない部屋に置かれた書棚には溢れんばかりに(実際には溢れてしまっているのだが)本が詰め込まれ、更には床にまで本が積み重ねられている。
その様を見て、『あそことそっくりだよなぁ』と微笑をこぼす。

「はやく、行こうか」

視線を下ろした先には自身の相棒とも呼べる白い幼竜。
幼竜もまた判っているのか自身を見上げていた。

「ちー、おいで。くーも」

白い幼竜、ちーはその声と共に己の翼を広げるとレイナの肩へと降り立つ。
と同時に、黒竜(黒九龍のくーちゃんとレイナは呼んでいる)がどこからともなく姿を現しレイナの腕の中へと収まった。

「飛ぶよ?」
「リュィ!」
「デュィ!」

二匹が泣き声を上げるやいなや、一人と二匹の姿がその場から消えた。







続き書こうとしてちょっと詰まっちゃったから一度切ります。(←

ちーちゃんはお馴染み(?)白九龍のちーちゃんです。
くーちゃんは13話くらいで生まれたあの子ですよ、と。
元気にやんちゃにすくすく育ってます。

ちなみに彼女たちが消えたのは空間転移魔法使ったからです。
その名の通りな魔法です。
行き先はもうなんとなくわかりますよね。(笑

26話でちゃんと終わらせたいです頑張る。
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