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刻の本

古びた本は 今も昔も刻(とき)を刻む。

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小ネタ2

*兄君と闇*

「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・何やってんだ」
「うん、ちょっとね」
「ちょっとじゃねーよ、なんで崩壊してんだ」
「・・・・・・」

部屋に戻ると、そこは崩壊した本に埋め尽くされた空間でした。

「笑えねぇし」
「はは」

そんな崩れた本の中に埋まっているのは、髪も瞳も服までも真黒な御仁。
この世界においてすべての闇を総べる王でありすべての闇の親。
闇とは魔物、つまりこの御仁は世間でいうところの魔王であった。

「で、なんでここにあんたが居てこの空間はこんなことになってんだ」

そもそもここに居たはずのアイツはどうした、と軽く睨むようにして問いかけると。

「あー…逃げられた?」
「やっぱりか」

いつもの様にいきなり現れて構おうとしたら逃げられたらしい。
山積みだった本を崩して。


*弟君と苦労人*

「だー!ちょっとは落ち着けよ21だろ!?」
「えー!?」

溜まらないといったように声を上げたのは漆黒の髪に深紅の瞳の青年。
それに反抗するように声を上げたのは紫の髪と瞳の女性…ではなく青年だった。
漆黒の青年の言葉に男性らしからぬ仕草で頬を膨らませた紫の青年―――コウヤは渋々といった態で落ち着きなく動かしていた体を止める。
そんなコウヤの様子に漆黒の青年―――エンは疲れたように息を吐き出している。

「オレ、コウリュウが申し訳なさそうにしてた意味が分かったぜ…」

今回はコウヤとの買い物で。
出がけにコウヤの兄であるコウリュウ(本人は用事があって来れなかった)が非常に申し訳なさそうにしていたのがよく判った。
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小ネター

*女帝と天然*

「~~♪」
「~♪~~♪」

学園の一角に響くのは歌声。
歌うのは2人の女性。
響くそれは澄んだ綺麗な音を奏で、聞くものに安らぎを与える。

「~~…♪」
「~~…」

歌い終わってふぅ…と息を吐いた少女―――陽に当たり煌めく金の長髪と蒼穹の瞳を持つレイナは、隣で歌っていた女性を見やる。
隣にいた女性は陽に当たりながらも尚黒々とした髪を高い位置で結い、同色の瞳を優しげに眇めたサヨだ。
レイナの視線に気づいた彼女はレイナの方を向き、ふっと笑みを浮かべた。


*ヘタレと奥方*

「あらあらあら」
「・・・・・・」
「ふふ、まだまだねぇ」
「っく」

うっすらと青みがかった癖のある銀髪とうすい青色の瞳を持った女性は、先ほど目撃した光景にさも面白いといわんばかりの笑顔と口調で声をかける。
声をかけられた方、襟足ほどのざんばらの銀髪に紫電の瞳の青年―――シュウは、しばし沈黙した後、悔しそうに声を上げた。
そんなシュウの姿に女性―――ユキメは尚面白そうに笑みを浮かべる。

「あなたが勝てるのはいつになるのかしら」
「・・・さぁ」
「応援はするけど、やりすぎないようにね?」
「・・・はい」

そう言うと、彼女は遠くを―――先ほどレイナが走っていった方を見やった。

ヘタレはいったい何をした/^q^\ ←

小ネタ投下

そっと、ソファーへと身体を押し付けられる。
優しく、壊れ物を扱うかのようなその手に顔が火照った。

この胸に満ちるのは僅かな不安と微かな戸惑い、そして多大な羞恥。
その羞恥により瞳には薄く水の膜が張り始め。
それが彼を更にその気にさせていることなど、今の彼女に気づく術は無い。

普段は草食動物然りとした彼は今は肉食動物のように瞳を爛々と輝かせ。
今にも舌なめずりをしそうな雰囲気。

その目に射抜かれ、とうとう身体の動きが自身の支配から離れた。
動くことが出来ない以上、逃げることも抵抗することも出来ないだろう。
しかし彼は、それでも尚緩く手を拘束する。
決して逃すことは無いのだと行動で示す。

ここから先は未知。
まったく知らない、覗いたことも触れたことも無い世界。
確かに怖いけれど、彼なら大丈夫だと思えるのは信頼の現われか。

近づいてくる彼の顔に、ゆるゆると瞼を閉じて。
そして、そして---…。





ちょっと想像

なんだったかなぁ、今日みた番組でプロポーズの言葉ってのやってて、嫁にどうプロポーズしたのかってのやってたんですよね。
それでちょっとうちの子たちで想像してみた。

男性キャラ→女性キャラ
カップル成立してない子はやってません。

追記からどうぞ。




Portable Doll (設定)

多機能性小型人形機器、通称『Portable Doll』を中心とした話。
PDを取り巻く周囲の環境をつらつらと書く予定。

【世界観】
文明が高度発達した世界。
高層都市などが多く見られるが緑もしっかり残ってる。

【Portable Doll】
身長15~20cmのロボット。
メール、電話、テレビ、ネット、辞書など色々使える。
そこそこの知能を有しており不要メールを自動削除してくれたりする。
会話可能。
防水加工が施してあるので雨に濡れても大丈夫。

開発元は世界有数の大企業。
開発者は…ふふふふふ。(←

購入時に髪と瞳の色形、顔の系統、性格の種類、外見年齢、身長の指定が出来る。(誰々に似せて~はできない)
購入金額は(ピーーー)。
迷子(…)になった時用の迷子タグ的な物も付けてくれます。

技術が高度すぎて開発元以外じゃ到底作れない。
というか、涙目で訴えてくれちゃったりするので分解できない。(ぇぁ
修理の際は開発元に依頼しましょう。

プロトタイプまで開発が進んでおり、それもほぼ最終段階。
今は実際の使い心地などの確認のためモニターテスト中。
モニター特典は誰よりも早く『Portable Doll』を手に出来るという事もあり、募集の際は応募が殺到した。
モニター人数は5人+α。(α分は製作者の我が侭(爆))
ちなみに発売は今年中で、秋くらいに売り出せたらいいなと考えているらしい。

充電方法は思案中。
寝床が充電器になってて寝てる間に充電か、電気玉(飴玉っぽい感じ)でエネルギー補充。
他は…ソーラーシステム?(←
むしろ先に挙げた2つの両方でどうだろう。
電気玉は低価格で業務パックとか。
色んな味もあるとPDが喜ぶよね!

あとPD専用の服もある。
初期は男性型機種はボ●ロのカ●トっぽい衣装で女性型機種はレ●っぽい衣装とか。
女の子は●カちゃん人形の服でもいいんじゃね?


とかまぁ、そんな感じで想像の幅が広がる。
ドラレコもちゃんと書いてますがこっちにも手出したくなるよね!

始まりの物語

「ある場所に、ひとつの物語が存在しました。」

その物語を記したのは1人の少女。
長く長く続く物語は少女の全て。
そして今もなお途切れることなく紡がれていくのです。

「全てといっても、それは少女の夢。」

彼女が描いた夢たちなのです。
そう、少女の夢は途切れずに続いているのです。

「たとえありはしない空想だとしても。」

夢見る事、想像することは自由なのですから。
だから今も続いているのです。

「それは少女が女性になっても変わらない。」

ずーっと、ずーっと。
どこまで続くのか、どこで終わるのかは勿論彼女にもわかりません。
でもいつか、きっと素敵な終わり方を迎えるでしょう。