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刻の本

古びた本は 今も昔も刻(とき)を刻む。

小ネタ投下

そっと、ソファーへと身体を押し付けられる。
優しく、壊れ物を扱うかのようなその手に顔が火照った。

この胸に満ちるのは僅かな不安と微かな戸惑い、そして多大な羞恥。
その羞恥により瞳には薄く水の膜が張り始め。
それが彼を更にその気にさせていることなど、今の彼女に気づく術は無い。

普段は草食動物然りとした彼は今は肉食動物のように瞳を爛々と輝かせ。
今にも舌なめずりをしそうな雰囲気。

その目に射抜かれ、とうとう身体の動きが自身の支配から離れた。
動くことが出来ない以上、逃げることも抵抗することも出来ないだろう。
しかし彼は、それでも尚緩く手を拘束する。
決して逃すことは無いのだと行動で示す。

ここから先は未知。
まったく知らない、覗いたことも触れたことも無い世界。
確かに怖いけれど、彼なら大丈夫だと思えるのは信頼の現われか。

近づいてくる彼の顔に、ゆるゆると瞼を閉じて。
そして、そして---…。






恐らくそのまま寝ちゃう的なオチ。(爆
相手は家のどうしようもないカップル。
性別逆転状態でも美味しいと思うんです。
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