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刻の本

古びた本は 今も昔も刻(とき)を刻む。

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Play3

急いで開けたボックスの中。
眠っていたのは3つの卵。
オレはそれを取り出して、町中を走りまわる。

そうして生まれたのはリオルとヒンバスとエレキッド。
生まれてくれた嬉しさに、うっかり名前を付けるのを忘れていたけど。

あの時あの人はどんな子が生まれるのか秘密だといって決して教えてくれなかった。
けれど生まれてきたのはオレがとっても好きな子達で。
嬉しさに思わず顔をクシャリとしてしまった。

忘れていたわけではないのだけれど、旅に出れたという嬉しさで少しだけ頭の隅に寄せられていた約束。
オレがトレーナーとして旅に出れるようになったら孵化しておやり。
そう言って彼から渡されていた大切な卵。
ようやく出会えた彼らに、オレは初めましてと久しぶりを言ってやった。

ヒンバスは、オレが小さい頃から持っていた綺麗な鱗で早々に進化させた。
そのまま3匹を連れてとんとろに手伝ってもらいつつヒオウギラウンの近くでレベル上げ。

ついでにと少し先まで足を延ばしてポケモンを捕まえたり戦わせたりしていたら、気付いたら牧場の近くまで来ていた。
前はバッジを持っていないからと行くことを止められた階段、そこを塞いでいた山男にも勝って、オレは階段を下りる。

そのままどんなポケモンが生息しているのかを調べつつ、タチワキシティへと到着した。

早速ポケモンセンターへ行って手持ちの回復をしようとしたら、誰かがセンターの前で言い争っている。
よくよく見ると、船長らしき恰好の男性と毒々しいボーターのシャツを着た少女だ。
しばらく言い合っていた2人だが、男性が少女に背を向けて歩いて行ってしまった。
何だったのだろうと思っていたら、少女の方もバカ―!と大きな声で叫んでその場を立ち去ってしまった。

少しだけ気になりつつもオレはセンターでポケモンを回復し、街中を見て回った。
その足のままコンビナートまで来た俺は、現場監督らしい男性に新人3人に喝を入れてくれと頼まれてしまった。
一体全体どうしてこうなったのだろうか。

頼まれてしまったものは仕方ないと、再び生息しているポケモンを調べつつ奥へ奥へと進んでいく。
そうして出会った3人の新人は、たしかに監督さんが言うようにダレていた。

だから、少し本気を出してバトルする。

オレに負けたその3人は、気を取り直したのかありがとうと言って作業に戻っていった。
そのままオレは現場監督さんの所へ行って事を知らせる。
そうしたら、技マシンの岩砕きを貰ってしまった。
こんなの貰えないと断ったのだがお礼の気持ちだと言って結局受け取らされてしまう。
仕方なしにその技マシンを鞄に仕舞い込み、オレはいよいよジムへと挑戦することにした。

早速挑戦してみたタチワキジム。
そこのジムリーダーはなんと、オレが最初ポケモンセンター前で言い争っていた2人組の片方の少女だった。

トレーナーを倒して挑戦してみるものの、チェレンさんの時とは違って倒すのに苦労してしまった。
いやまあ、オレのレベル上げが足りなかっただけなのだけれど。

しかしなんとか勝ったジム戦。
オレが手持ちの回復の為にジムを出ようとしたら知らない男性に声を掛けられた。
なんでもオレのバトルがよかったのだとか。
ぜひともポケウッドに来てほしいと言われてしまった。

オレがどうしようかと考えていたら、後ろでこのジムのジムリーダーであるホミカちゃんが突然大きな声を上げる。
思わずビクついた俺を余所にホミカさんは「パパを連れ戻さないと!」と言ってジムを後にしてしまった。
と言う事はきっと争っていた男性は彼女の父親なのだろう。

少し気になっていたこともあり、オレもポケウッドへと行ってみることにした。
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