それは興奮 生体記録 2010年09月23日 おおお!と、巨大な跳ね橋が下がる光景を見てレイとダリアが感嘆の声を上げる。 横にいたチェレンも少なからずその光景に驚いたのか、いくらか子供らしい表情をしていた。 「すっごいなー」 『そうですね』 「それじゃ私はテレビの仕事があるからここで帰るわね」 「はい、ありがとうございます」 「いいのよ」 カミツレは目をキラキラとさせるレイと僅かに表情を変えるだけのチェレンへと声をかける。 そして簡単に次のジムリーダーについて説明してくれた。 最後に頑張ってと言葉を残し、ライモンシティへと戻っていった。 「癖のあるおっさんかぁ…」 『怖くないと、いいです』 レイは教えられた情報を元にどんな人だろうと想像する。 ダリアは良い人だと嬉しいと尻尾をユラユラさせ答えた。 「レイ」 「ん?」 と、黙っていたチェレンが声をかける。 「ボクはトレーナーだ。強くなり勝利することでボクの正しさを証明するよ。チャンピオンに対しても…」 「………」 『どうしてそこまで勝利に拘るのでしょうか』 「だよなぁ。もうちょっと気楽に旅すればいいのに」 言うだけ言って先に跳ね橋の向こうへと行ってしまったチェレンに、レイとダリアは呟いた。PR