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古びた本は 今も昔も刻(とき)を刻む。
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●内容
11話の続き。
性転換ネタ。
色々と2人の偉業が暴露された感じ。
A.M 8:00~
あの後レイは通常よりも多い4人分の弁当(食堂のおばちゃんたちが善意で重箱を貸してくれた。なぜそんなものが有るのかとても気になったが突っ込まない事にしておく)を作りつつ昼食の仕込みもこなしていた。
その間シュウはその光景をずっと眺めていた。
どうも最初はシュウが作っていたが、一度レイに作ってもらうと彼のほうが上手だったらしい。
以降彼がずっと弁当を作っているのだとか。
文武両道以外に調理もできるとかどれだけ万能なんだ、さすがです皇帝。
そんなわけで彼が弁当諸々を終えた頃には丁度いい時間となっており、4人仲良く朝食を頂いた。
そして今現在、俺たちは授業に必要なものを入れたカバンを片手に勉学塔を移動中だったりする。
「今日一日は学園長からお前らについてていいって許可貰ってるからよろしく」
「おう」
「初めてだね、4人で一日中一緒に居るの」
そう、俺とエミリアはこの日のために学園長からの許可をもぎ取った(というかこれ、実は依頼だったりするので学園長は許可を出さないわけにはいかなかった)。
と、話しているうちに一限目の授業がある教室に着いたらしい。
― …あいつら、この時間って言語だったんだな。
― みたいですわね、初めて知りましたわ。
「あ?この時間は俺もシュウも座計の時間だぞ」
「はあ!?」
「思いっきり、授業が違いません?」
「だって私たちSだもん」
「「・・・・・・」」
そうだった、こいつらは異例中の異例、前代未聞とも言える偉業の数々を残してきたのだった。
すっかり失念していました。
そのうちの1つが入学2年でほとんどの授業がAとSという天才っぷりなのだ(しかも入学当初から授業自体が高ランクだとか)。
ちなみに座計とは『空間座標計算』の略であり数学1のことだ。
その後部屋に入った俺たちは本を読んだり談笑したりと楽しく時間を潰しました。
コウリュウ先生が淹れてくれた紅茶はとても美味しかったです。
A.M 9:00~
お次は空移(数学2、またの名を『空間魔法学』の略だ)で、こちらはちゃんと出るらしい。
なんでも手本としての参加なのだとか。
せっかくなので俺たちもしっかりばっちり教えてもらった。
2人の説明は座計担当の教師より上手で感動しました。
A.M 10:00~
今度は歴史。
一応教室にはいるものの、こいつらほとんど教師の話聞いてねぇ。
ちなみにレイはAでシュウはSクラスだそうだ(ここはAクラス)。
そんな2人は仲良く分厚い歴史書(この部屋にあったものだ)を読み耽っている。
レイがSクラスになる日も近いだろう…。
それにしてもコウヤ先生の授業は前回の授業の続きではない(何せ気まぐれによってその日のページと内容が違ってくる)ので退屈しなくていい。
まぁもっとも、寝ていると本の角で殴られるが。
今日は精霊がいかにして人と契約するようになったか、という話し(かなり深い部分まで突っこんだもの)だった。