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刻の本

古びた本は 今も昔も刻(とき)を刻む。

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Dramatic Record ~Part 32~

「それではこれより学園長からご挨拶いただきます」

進行役の声が、多くの生徒で埋め尽くされた講堂内に響き渡った。
ここエリアル学園では本日入学式が行われている。
今年入ってきた新入生と生徒会役員、式の手伝いに教師たち。
集まった人々の視線を一身に受けるのは先程紹介された学園長。

「みんな、我がエリアル学園への入学おめでとう。君たちはこれから『力』に関することや一般的な知識、教養、様々なことを学ぶことになる。大変なことが多いだろうしそれと同じくらいに楽しいこともあるはずだ。何事も諦めず最後までやり遂げ、素敵な学園生活を送ってほしい」

そう言うと話は終わったと壇上を後にする。
それを確認すると、進行役は式を進めていく。

「では次に現生徒会長から学園生活での注意事項などを話してもらいます」

進行役の言葉が終わり壇上へ現れたのは金色に輝く髪と空を切り取ったかのような瞳を持つ少女。
彼女こそがエリアル学園の生徒会長にして最強の名を冠する者、レイナだ。

「あー…」

壇上に上がり声を発してから数瞬。
新入生の視線を一身に浴びる中、彼女は酷く面倒そうにのたまった。

「学園生活は自力で覚えろ。以上」
「ちょっと待てええぇぇぇぇ!!」

それにすかさず反応したのは当然と言うか、副生徒会長のシュウだ。
レイナのあまりの言葉に慌てて壇上まで来た彼は、マイクを奪うとちゃんとした説明をし始めた。

「――・・・以上だ。それ以外の質問は明日あるオリエンテーションで訊くといい」

一通りの説明が終わるとそういい残し、彼はレイナを連れて壇上を降りた。

「これで入学式は終わります。この後は寮で昼食の後、授業に関する説明がありますので1時になりましたら各寮の広間にお集まりください」

こうして今年の入学式は終了した。







かなり遅くなりましたがエリアル学園の入学式の様子です。
毎年毎年彼女はこんな感じで適当に終了させようとします。(待

この反応、歴代生徒会長に受け継がれてたら面白いよね!

てのは冗談として、こんな反応になるのは前後の忙しさが関係してるんだよ。
きっと生徒会室は書類の山。



オマケ☆

式終了後、生徒会室にて。

「レイナ、頼むから面倒がるな!」
「えー…」
「…っく!」
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