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刻の本

古びた本は 今も昔も刻(とき)を刻む。

どう足掻いても逃げられない

ポケモン擬人化話。
孵化についての談義。(爆

多分彼らはこんな会話するだろうなという想像の許にお届けします。



「ししゃもはん、とろろはん、お疲れさんどす」
「おー…」
「も、嫌だ」
「ふふふ」

ここはボックス内、主力メンバーたちの集う場所。
そんな中久方ぶりにこのボックスへ戻ってきたとろろとししゃもは呼び出される前よりやつれた様だ。
ぐったりとした様子で互いの恋人に寄りかかっている。
そんな2人に労いの言葉をかけるのはゆきめとクルクス。

「お主らも大変じゃのぉ」

ゲラゲラと豪快に笑いながらやってきたのはあおゴマ。
やってきたかと思うと彼は疲労している2人の背を力強く叩いた。

「でぇ!!」
「ちょ、叔父貴!」

叩かれた2人は互いに悲鳴を上げる。
それはそうだろう。
ただでさえ彼は力が強いのに疲れている身には強すぎだ。

「あれまぁ、あおゴマはん。そないお強く叩いたらあきまへんよ」
「あおゴマ様は力が強いですから、お二方とも瀕死ですよ」

その様を見ていたゆきめとクルクスから救いの手が。
2人とも苦笑している。

「2人ともよく手伝わされますねぇ」
「そりゃそうでしょ。わたしたちは総合的な能力は高いけどV持ちじゃないからねぇ」

リオと澄だ。
澄は完全に他人事として傍観するつもりらしい。

「一軍はいいよな…」

つーか、女の子はみんな手伝わされる心配なくていいなちくしょう!

「うるさいぞ」

ちくしょう!と叫んだししゃもの後ろから一言。
言い放ったのはえなだ。

「まったく、うだうだと…」

私たち女子も手伝わされる時は手伝わされる。
そう言ってどかりと座り込んだ。

「そういえば、姐御も最近頑張ってたね」
「おう」

彼女も最近呼び出しを受けていたのだ。
まぁ、この2人よりも早い時間で戻ってきたが。

「ほんに、みなはんお疲れさんどす」
「でもこれでやっとゆっくりできますね」


「あ、ご主人から伝言。『イーブイ終わったら手伝ってね☆』だそうです」
「またか・・・」
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