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古びた本は 今も昔も刻(とき)を刻む。
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●内容
性転換ネタ。
2人の学園生活です。
何でも出来そうな2人だけどこんなところは苦手だったり適度に気楽にすごしてるんだぜって話し。
ちなみに続きます。
とある夜、深夜と呼べる時間帯。
生徒会役員専用のフロアでもある学生塔の最上階、談話室には2つの影が揺らめいていた。
「と、いうわけで。事前調査も済んだことだしいよいよですわね」
「あぁ、やっとこの日が来たな」
揺らめく影―――エミリアとファゼは、力強く小振りを握ると(小声で)宣言した。
「「レイとシュウの日常を調査&記録をするぞ(わよ)!」」
かくして生徒会会長と副会長の日常生活調査が決行されることとなった。
◆◇◆◇◆
A.M 5:00 起床。
辺りは未だ薄暗く日も昇りきらぬ早朝。
目覚ましの音など不要とばかりにもそりとベッドの上の塊りが動き出す。
そしてついでだとばかりにその隣にあった塊に手を伸ばし―…殴った。
それはもう力加減など必要ないといっているかのように力強く目いっぱいに。
そしてそのまま殴った人物は行動停止。
どうやら完全に目が覚めるまで今しばらくの時を要するその人物―――レイの隣では、布団がクッションになってくれたおかげで深刻なダメージには至らなかった人物が痛そうに頭をさすりながら動き出していた。
動き出した人物―――ファゼは今のうちにと身支度を整える。
― えー、そんなわけで。これより先のナレーションはこの俺ファゼが進めたいと思います。
― ファゼ君、バトンは君に渡したから頑張ってください。
― えぇ、判っていますとも月代さん。
― では私はこれにて健闘を祈る!
そう言い残し月代さんは去っていきました。
「くぁ…」
あっと、目覚めから約10分ほどだろうか、ようやく俺の調査対象のレイが動き出した。
隠れて調査しようかとも思ったが気配に敏感なレイの事、すぐに気付かれるだろうと考え最初から全て話し協力を求めたのは失敗ではないようだ。
そんな彼はとてもマイペースに身支度をしていました。
A.M 5:30~
先程よりは明るくなった空の下、学生塔の裏へとやってまいりました。
上着を木下に置いた彼は朝早くからラジオ体操(音楽なし)をするようだ。
え、あれ…第二までいっちゃうの?運動は大事ってそりゃそうだけど…。
結局彼は全てやり終えました。
皇帝、さすがです。
その後彼は武術の型と剣術の型を練習していた。
A.M 6:00~
表からこちらに歩いてくる姿が2つ。
今回の調査対象の片割れであるシュウと調査人である俺の片割れのエミリアだ。
― やあエミリア。おはよう。
― おはよう、ファゼ。
― よく眠れたかい?
― えぇ、ばっちりですわ。そちらはいかがですの?
― はは、こっちは5時起きだったよ。
― ・・・・・・・・・。
そんなわけで、ここからは俺を主としてエミリアもナレーションに参加します。
しかしエミリア、その哀れな目で俺を見るのは止めてくれ。
さて、もう1人の対象であるシュウはというとー…うにゅうにゅと効果音でも聞こえてきそうなほどに可愛らしい仕草で目を擦っていました。
てかシュウのめほとんど開いてないだろ。
ああ、あんなに目を擦ると…。
「こらシュウ、目は擦るな」
「うー…」
ほらやっぱり保護者様(※レイ)のご光臨だ。
― レイったらしっかりシュウの手を握っていますわね。
― ああ。本当に母親のようだ。
― 全くですわね。
その後2人はシュウの護身術の練習をしっかりとやりこんだ。
頭脳はいいがそれに比例して運動が苦手なシュウが護身術とは…。
途中転びそうになったりと色々危ない場面はあったがそこはレイがすかさずフォローしていた。
皇帝、さすがです。