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刻の本

古びた本は 今も昔も刻(とき)を刻む。

Dramatic Record ~番外 3~

●内容
さて、今回は 当初予定していた本編の内容 です!
といってもごく一部なのであしからず。
追記で見れます~。







「こっひめー!」
「う、わぁぁぁぁ!?」

王都の中心、『彼ら』が本拠とするこの場所に響いたのは元気のいい少女の声と悲鳴。
よく見ると、少女が少女に押し倒されている。

「っつぅ…」
「ありゃ?」

下敷きになっている少女は見事な金色の髪を辺りに散りばめ、頭を打ち付けたのか後頭部を押さえ痛そうだ。
そんな彼女の様子を、少女に馬乗りになる様に跨っている少女は「しまった」といった顔で見ている。

「大丈夫ー?」
「大丈夫じゃない…」

気遣わしげに見てくる少女へと、頭をさすりながら押し倒された彼女は蒼穹の瞳で恨みがまし気に睨み付けている。
よほど痛かったのか、普段はあまり表情を変える事のない少女もさすがに涙を浮かべていた。

「それより、退いて」
「あ、ごめんごめん」

素直に謝って上から降りてやる。
高い位置で結った紅の髪と新緑の瞳、浅黒い肌を覆うのは髪と同色の装束。
全体的に真っ赤な少女は手甲を嵌めたその腕を押し倒していた少女へと伸ばした。

「ありがと」
「ほんとにごめんねー」

紅い少女の手を取り金色の少女は起き上がると、服についた埃を払う。
しばらく埃を払っていた彼女は「それで?」と視線を目の前の少女へと向けた。

「何がどうなって私を押し倒すに至ったのか、ちゃんと説明してもらおうかしら?」
「うぅ…」

ねぇ、紅桜?
口調は穏やかだが視線は鋭い。

「だって…」
「ぅん?」

その視線に気まずそうにしながら、彼女は口を尖らせて言う。

「最近あんま出てきてなかったから、抱きつきたかっただけ…」
「・・・・・・・・・」

身を縮こまらせて言った言葉は可愛らしいのだが…。
いかんせん彼女の方が背が高い。
おまけに力も彼女の方が強かったりするので抱きつかれた方はたまったものではない。
まぁ、体重が軽いだけまだましか。

「ならせめてもうちょと勢いを落とすとか」
「ぅぅぅぅ」

そうしてくれたらこっちも助かるんだけどねぇ?
金色の少女―――レイナは眉間を押せ溜息を吐きそうごちた。
紅桜もちゃんと判っているようで、変わらず身を縮こまらせたまま。

「まぁでも」
「う?」

嫌ではないからいいよ。
言って、自分よりも遥かに長い時を生きているはずの紅桜の頭を撫でてやった。

その後レイナの言葉に喜んだ紅桜が再び彼女を押し倒したのは言うまでもない。



==========

なんだろうね、これ。(知らん
紅桜はもうお馴染みになってきてるんじゃないかと。(落書きによって
彼女は使い手であるレイナが大好き☆

あと年齢の差ですがね、紅桜とレイナとの間には越えられないほどの壁が有ります。
えっと多分少なくても数百年くらいは…。(ちょ

ほらあの、古い物には魂が宿る的な感じで。
紅桜にも魂が宿っちゃって付喪神みたいな感じになっちゃったんですよ。
それで時々人としての実体で現れてはレイナとイチャイチャして帰っていけばいいなって。(爆
レイナもレイナでなんだかんだ言いつつ子供の様な紅桜が可愛くってしょうがないとかさ…。

まぁ、そんな感じの話です、はい。
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