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刻の本

古びた本は 今も昔も刻(とき)を刻む。

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できたー!

エルフーンとナットレイの調整終わりました。
あとはレベルを50以上にすればおkです。

耐久PT
・ダイノーズ(はなげ/♀) Lv2ダイノーズ。Wi-Fi専用。技構成の関係上ジョウト地方出身。
・エルフーン(カトゥーン/♀) KATOEN。オランダ語で木綿や綿を示す。名付けてからアイドルグループに気づいた。
・ナットレイ(ソーン/♂) 英語で棘。
・ベトベトン(ホンオフェ/♂) 世界で二番目に臭い韓国料理の名から。くさや2号。
・ハピナス(クロディア/♀) クロト2号。役目は主に育成中のHP回復。後でWi-Fi用に孵化調整する予定。
・ミロカロス(ひおう/♀) 澄様の孫。耐久型だったからそのままこちらに移動。

ダイノーズに鼻毛は酷過ぎるって言われたけど鼻毛にしか見えないんだもん。(ちょ

んでもってアンジェラ母様が91になりました。
耐久PTは全体的にもうちょっと上げたいと思ってるのできっと母様もっとレベル上がる。
なんたって攻撃技がほとんどないPTだからね!(爆

耐久PTほぼ完成!

あとはもふもふと納豆の努力値と技を調整したら完璧です。

ちなみにメンバーは、
ハピナス、ベトベトン、ダイノーズ、エルフーン、ナットレイ、ミロカロス。

完成したらこれでランダム行くんだ!
戦い始まる前からブッチン覚悟で!!(…

おおぅww

シキジカGTSで海外メタモン来たww
昨日エーフィ♀用意したけど必要なかったのかとw
まぁしかし嬉しいのでOKです。(←

んでもって海外産のポケモンをゲットしたことによりユナイテッドタワーに行けるようになりました。
行く方法はヒウンシティの港、右から3番目の場所に停泊してる舟です。
ちなみに日本含めて131か国らしい。

これでどこの国とポケモン交換したのか大体わかりそうですよね。

あ、アメリカは128階にあった。
そして3人いました。

ルイジアナの方とオハイオの方とカリフォルニアの方でしたか。

意外に

GTSでシキジカ貰ってくれる人が多いことにびっくりです。

んでもって。
最近ネーミング辞典が欲しくて欲しくてたまりません。
里親出すときにもネットで探すことなく手元の書籍でつけれるっていいわ。(←

しかし欲しい本がマニアックなのか。
近所の古本屋にはないようです。
アマゾンの中古で買うかなぁ^^;
一応そっちにはあるようです。

しかし買うとそれなりにお金飛ぶだろうなぁ。
あとグース(※DVD)も欲しいんですよね。

前家にあったのはビデオテープだったからそろそろ見たくてうずうずしてます。

ちょwww

相当3Vシキジカをメタモン希望でGTS出したら10分後には★メタモンで帰ってきたwww
シンオウ産のBiurazzって表記でLv22とされてるけどこれ外国版かな?
ちなみにボールはマスターだった。
個体値も1Vみたいなので改造ではないとおもけど。


んでもって。

アメリカ版メタモンゲットおおおおおおおおおお!!!!!
これは確実です。
この子ゲットするためにイーブイ♀生んでエーフィに進化させました。
しかしようやく手に入って嬉しいです。

これで国際結婚できるわ!

Dramatic Record ~残された子~

残る痕跡、そして感じる気配。
着いたのは西北の果てに在る島。
しかし辿り着いたそこで目にしたものは――…。


*****


「ひでぇ」

ぽつりと呟いたのは誰か。
部隊の仲間であるのは確かである。

少し前から問題になっていた性質の悪い魔物の集団。
あのエリアルに存在する魔導ギルド達が敵わなかった相手。
大国ウェルディアからの依頼で結成されたのは力ある能力者達による討伐隊だ。

いくつかの部隊に分かれ、そして魔物たちを追ってたどり着いた最果ての島は。
家屋は焼かれ、木々は斬られ。
そこかしこに島人の亡骸が転がっている。

討伐隊の面々はまた一つ集落が消えたと、間に合わなかったと悔やむ。

未だ煙の燻っている家屋の残骸に、魔物が襲撃してからそれほど時間が経っていないことが伺える。
しかしこの場に魔物の姿はなかった。

「生きている者がいないか探せ。死体は一か所に、丁重に埋葬するんだ」

部隊長の指示に、部隊の者たちは散開する。
崩れた家屋は瓦礫を退け、崩れていない家は中を調べる。
辺りに転がる死体は協力して集落の中央へと運び。

そんな中、集落の外れにある屋敷へ入っていく人物が数人。

肩甲骨まである青い髪を項で結った、同色の瞳を持つ青年と。
青みがかった銀が緩く波打つ長髪に薄氷の瞳を持つ女性。
そして漆黒の短髪に紅玉の瞳を持少年だ。

ゆっくりと辺りを確認しながら進む彼らは、訝しげに顔を顰めていた。

「ここ、魔物の気配だけが残っているのではないみたいね」
「ああ。闇以外の属性の気配がしっかり残ってやがる」
「でも、今まで感じた事のないものも交じってるぜ?」
「そうね…この冷たい感じ、いったい何かしら」

冷やりとした寒さを感じる気配。
闇に感じるうすら寒さとは違う凛とするようなそれに、疑問を感じながら一際気配の強く残る場所へ足を向ける。

途中、縁側の傍で胸を穿たれた男性の亡骸を見つけ漆黒の短髪の少年―――エンが、
それを他の仲間のいる場所へと運ぶために分かれた。
残った青年と女性はそれを見送ると再び気配の濃い場所、屋敷の奥へと歩みを進める。

*****

「これは…」
「なんだこりゃ」

たどり着いた屋敷の奥の一室には、女性の亡骸と巧妙に隠されてはいるがうっすらと感じる魔法。
実に巧妙に隠されているその魔法の気配は女性の亡骸の背後から感じる。
ゆっくりと女性―――ユキメが亡骸の背後に近づき手を伸ばすと、それは気配と共に姿を現した。

現れたのは結界。
中に何を守っているのかは判らないが、この結界を張ったのは恐らく今は亡骸と化しているこの女性であろう。

結界は周囲に危険がないからか、フッと消滅し守っていた何かを現す。
守られていた何かが姿を現し、2人は思わず唖然とした。
そして零れたのがつい先程の言葉である。

現れた何かとは、漆黒の球体。

一瞬魔物の残りかとも思ったが、闇の気配は感じるもののそこに禍々しさはない。
いったいどういう事かと2人が見つめる最中で、漆黒の表面が波立った。

「ユキメ、下がれ」
「ええ」

即座に戦闘態勢へと入った2人が警戒する中それは波立ちを止めることはなく。
ユラユラとしばらく波立っていた球体はやがて形を崩してゆく。

「…獣?」
「これは、精霊か…!」

崩れた漆黒が別の形を取ったと思えば、それは獣を形取った。
そしてその獣の足元は影と同化し、獣の胴の下には影の持ち主である幼子が倒れ伏している。
今まで隠されていた幼子の姿が現れたことではっきりと感じ取ることができた“絆”に、
幼子とこの漆黒の獣が主従である事が判り。
それにより漆黒の獣が精霊である事も判った。

「闇属性の精霊だなんて」
「随分と珍しい。それに、このガキの能力も」

まだ小さいというの精霊を従えるとはな。
青年―――リュウオウはそう呟くと幼子に近づこうとし…。

「どわ!?」

漆黒の獣の攻撃に遭う。

瞬時に実体を持った幼子の影が鋭い切っ先を持ちリュウオウを襲う。
幾筋もの実態を持った影は絶え間なく彼を襲い、近づくことを許さない。
ユキメが慌てて結界を張るも影は彼女の張ったそれを侵食するように吞みこんでいく。

「っんの!」

影を操っているのは間違いなく幼子に覆い被さる獣。
主を守る行動だとはしてもこれではどうすることもできないと、リュウオウは腕に絡ませていた薄桃色の絹布を手に取り。

「舞え、撫游」

一言、絹布を振り言うとそれは魔力を帯び始めた。
魔力を帯びた絹布は武器となる。
魔力によって時に硬度を持って対象を切り裂き、時に硬度を無くし優雅に舞うそれは正しく変幻自在。
それ自体が魔力に対する耐性を持つ特殊な武器、魔武器と呼ばれる代物だ。

「わりぃがしばらく大人しくしててもらうぜ」
「リュウオウ、気を付けて」
「わぁってる」

魔力を通わせ絹布を槍のような状態にしたリュウオウは、ユキメの声に返事をしつつ獣と相対する。
しばし互いに相手が動くか伺い、リュウオウが動こうとした瞬間。

「リュキュァ!」
「ぅお!?」
「リュウオウ!」

彼の顔面へと白い何かが突撃してきた。
それは鳴き声を上げ彼の頭にしがみ付く。
急だった事と頭にしがみ付いた物体に勢いがあったことでリュウオウは驚きバランスを崩して倒れ込んだ。
その様を見ていたユキメは慌てて彼へと近づき、白いソレを見て驚く。

「この子も、精霊」
「あぁ?」
「リュリュィ!?」

獣から感じる“絆”と同質のソレを感じ、彼女は言う。
その言葉にリュウオウは不機嫌そうな顔をして自身の頭部にしがみ付いていたそれを引き剥がした。

「マジかよ…」
「ね。この感じは獣と同じよ」

引き剥がしたリュウオウの手に掴まれているのは大きな猫か小さな犬ほどの滑らかな白い体躯に同色の翼、青藤色の瞳の竜だ。
ソレは怖さも迫力もないつぶらな瞳でリュウオウを睨み付け、ジタバタと暴れている。

「あのガキはいったい何匹と契約してんだよ…」

大した抵抗にもならず暴れている翼竜を片手でぶら下げた彼は、獣に覆い被さられている幼子を見やる。
未だ警戒心を剥き出しにしている漆黒の獣はしかし、今は攻撃をしてくる様子はない。
その事に少しほっとしたリュウオウは、変わらず翼竜をその手に下げたまま獣へと向き合い。

「そう警戒するな。俺達はお前たちの主を傷つけに来たわけじゃない」
「私たちはこの集落を襲った魔物たちを討伐するために結成されたジェノスの者よ。
 決してその子を傷つけたりしない。約束するわ」

リュウオウの言葉に続いてユキメも言い募る。
穏やかに、獣と視線を合わせ言うが、なかなか警戒心は薄れない。
それだけ主を守る気持ちが強いうという事でもあるが。

「とにかく、今はまだここに居るのは危険だ。魔物がまだ近くに居るかもしれない。そうなれば今度は無事では済まないぞ」
「魔物たちはどうやってか気配の一切を断てるの。一度気配を断たれれば次に気配を漏らすまでどこに居るのか判らないわ。
 だから、その子を安全な場所に移さなければいけないの」

そう、今回彼らが魔物に対しこれ程にも後手に回る事になったのは全てはソレのせい。
どうやってなのかは判らないが魔物たちの中に、或いは魔物たちが完全に気配を断ってしまうのだ。
一度気配を断たれれば魔物達が気配を漏らすまで気付くことは難しい。
この集落は魔物たちに襲撃されて間もなく、まだこの周辺に潜んでいる可能性が極めて高い。

だから、と漆黒の獣を説き伏せようとしていたのだが。

≪否≫

響くようにして声が聞こえる。

≪魔物は既に、居ない≫
「………お前か?」

続いて発せられた言葉に、リュウオウはしばらく考える風にして目の前にいる獣へと問うた。
喋っているのはお前か、と。

≪是≫

言葉の意味を正確に読み取った獣が肯定する。

「そうか。だが、どうしてそうだと判る」

頷いたリュウオウはしかし、眉間に皺を寄せて更に問う。
自分たちですら捉えられない気配、獣の守る幼子以外は恐らく生者はいないだろう集落。
ずっとここに居て幼子を守っていただろう獣に、どうして判るというのか。

≪闇は影の根底。ならば行方をたどるのはそう難しくはない≫
「は?」
≪我は深淵の闇。影は全て我が領域≫
「つまり、魔物達の影を辿り居場所を掴めるということ?」
≪是≫

何を行ったのかと怪訝な様子を見せるリュウオウとは違い、静かに話を聞いていたユキメは判ったようで。
獣の言った言葉用要約する。

「闇は、そんな事もできるのか」
≪否。影である我だからこそ≫
「…そうか」
「でも、やっぱりこの子をここに置いておくのはよくないわ。この子はまだ小さいもの、一人では生きていけない」
≪……≫

ユキメはそう言うと、倒れ伏した幼子の床に散る金色の髪を梳く。
サラリと零れる髪が微かな音を沈黙に包まれた部屋に響いた。

≪私は約束を交わした。そして自身にも誓っている、この方を守ると≫

獣は幼子の上からそっと退き、その子の頬へと鼻を擦り付ける。
その仕草だけでもこの獣がどれだけ幼子を大切に思っているのかが伝わってくるようで。

「なら、尚更よ。いっしょに行きましょう?」
≪……≫
「さっきも言ったように此処じゃガキが生きていく上にはキツイ。俺たちと来た方が楽だぜ?」

ユキメとリュウオウの言葉にしばらく沈黙していた獣は。
やがてゆっくりと口を開き。

*****

「お、戻ってきたか」
「ああ、遅くなって悪いな」

集落の中心部。
島人の亡骸を埋葬していた討伐隊のメンバーたちの許にリュウオウとユキメが合流する。
ようやく戻ってきた2人は、リュウオウは女性の亡骸を、ユキメは幼子を抱きかかえていた。

「この奥の亡骸はこの女性だけだ」
「この子供は生き残りよ。……結界に、守られていたわ」

メンバーの視線が集中するそれを説明する。
そうか、と誰ともなく言った言葉に重い沈黙が訪れ。

「その女性の亡骸をここへ。共に埋葬する」
「ああ」

リュウオウは言われたとおりに女性の亡骸を掘られた穴へと降りて横たえる。
彼が穴から上がったことを確認したメンバーたちが穴へと土を被せ。
埋葬が終わると女性メンバーたちが花を備えしばしの黙祷を捧げた。

*****

「それで、その子はどうする」

黙祷が終わりこの島には最早魔物はいないだろうと判断が下され一時帰還することが決まると。
部隊長たちが生き残った子をどうするかと話し合っていた。

「この子は俺達が預かろうと思う」
「お前たちが?」
「ええ」
「しかしなぁ…」

リュウオウたちの言葉に部隊長たちは唸る。

「その子は唯一の生き残りだし、色々騒がれるぞ」
「判ってるさ」
「私たちは、この子が心穏やかでいられるようにすると約束をしたから」
「約束?」
「ああ」

その約束とやらはなんなのか、誰と交わしたのか。
彼らはただ笑むだけで答えようとはしてくれなかった。




Dramatic Record ~亡くした日~

赤く染まる空と鼻につく臭い。
立ち上るのは黒煙。
ひっきりなしに聞こえてくるのは数多の悲鳴で、私は思わず耳を塞ぐ。


*****


その日は何の因果か世界に満ちる魔力がもっとも弱くなる日、落魔。
朝から感じるのは日頃よりも強い闇の気配。
この日だけは誰もが身に危険を感じ、もっとも用心する。
人間も、精霊も皆等しく。

唯一そうでないものは、闇から生まれた魔物だけ…。

*****

西北の最果て、そこにある小さな島では落魔の日でありながら聊か賑やかであった。
その原因は、島人達が生まれた時から可愛がっている子供の誕生日。
紅月輝く祈穏の日に生まれたその子は今日で丁度7歳を迎える。
広くない島であるがゆえにみなに知られた、可愛がられている少女―――レイナ。
だからこそ、このような日であっても賑やかなのであろう。

「誕生日おめでとうねえ」
「ありがと!」
「もう7歳か…早いものだな」
「子供の成長は早いといいますからね」

レイナに声をかけ、時にはプレゼントを渡し。
そんな様子を少し離れた場所から微笑ましく見やる者もいる。

「このまま、何もないといいのだが」
「そうね…」

そう、ぽつりと零したのは祝福を受ける少女の両親。
落魔の日だからか、その瞳には不安が浮かんでいた。

*****

最近、不穏な話が流れている。
それは小さな島国の集まるこの西北にまで届くほど。

その内容は、たちの悪い魔物の集団があるという。
それは大陸を、村を、小さな町を荒らしているのだと。
一番新しい話では北東の、ウェルディアの在る大陸だ。

魔物の集団の所業に東南の、魔導学園エリアルの在る地からいくつもの魔導ギルドが討伐に出たとも聞く。
しかしそれらは成果を上げることはできず、魔物の集団は今もそのままだと。
近々大掛かりな討伐隊が編成されるだろうとも聞いてはいるが。

討伐隊が早いか、魔物の集団がこの地に来るのが早いか。
彼らの心配と不安はそこであった。

*****

言祝(ことほ)ぎも終わり、縁側で出された料理を堪能する人達は。
不意に不穏なものを感じ取った。

「……何かしら」
「あまり、いい感じはしないな」

この地の人間は精霊と共に在る。
それゆえか、相反するモノには敏感であった。
そう、闇の気配には特に――…。

最初に聞こえたのはなんだったか。
悲鳴か、それとも危険を知らせる叫びか。
いっきに膨れ上がった闇の気配はとても濃く。
レイナの父は、思わず舌打ちをした。

「みんな、すぐに逃げるんだ!お年寄りには手を貸して!」
「島の反対側へ、そこならまだ魔物は来ていないはずよ」

レイナの両親は屋敷に来ていた島人達に、他の島人を連れて避難するよう促す。
一旦島の反対側へと逃げ、そこから転移魔法を使い別の地へと逃げる。
ここの島民には転移魔法を使える者はレイナの両親しかおらず。
転移魔法を使うには少しの時を要し、今近づいている魔物たちの距離では間に合わないだろうと判断したからだ。
が、しかし。

「だめだ、もう囲まれてる!」
「……っ!」

誰かの放った叫びと同時に、逃げようとしていた方向からも濃い闇の気配が立ち上る。
なぜ、どうして。
先程もそうだがなぜここまで近づかれて闇の気配に気づくことになったのか。
しかし考えている暇はない。
なんとかして島人と、妻と娘を逃がさなければと思考を巡らせる。
その間も屋敷の敷地外からは悲鳴が聞こえ、煙と火の手が立ち上る。

「仕方ない、一先ず屋敷の中へ!奥座敷ならば結界もある、しばらくもつはずだ!!」

彼の放った言葉に、その場にいた島人たちは無事な者にその事を伝えるため屋敷の外へと駆ける。
彼は妻と娘に、先に奥座敷へ向かうように言う。
自分は魔物達の相手と集落の人たちを連れてくるから、と。
妻が娘を連れて奥座敷へ向かうその間も闇の気配は近づき。

「ああ、ここに居たぁ」
「っ」

魔物たちが姿を現す。
禍々しい気配と異形の姿。
魔物たちの顔には見にくく歪んだ笑顔が浮かぶ。
他者を狩ることを楽しむ笑顔が。

「さて、転移魔法は妻も使えるからね。君たちの足止めは、俺がさせてもらおうか」

そう言って彼は、どこからともなく得物を出し構えた。

*****

娘を連れて奥座敷へ向かっていた女性は、不意に目を見開き立ち止まる。
彼女に手を引かれていた少女は周囲の異変と消える気配にすっかり怯え涙をにじませていた。

「………」

そっと視線を娘へと向けた女性は、クシャリと顔を歪める。
念の為にと彼女の夫が集落の周りに掛けた守りの魔法。
そして共に掛けた奥座敷の結界。
守りの魔法は解け、結界も最早然程の効果もないくらいにまで弱まっている。

それはつまり――…そういうことである。

感じられなくなった夫の力の代わりに強く感じるのは、この屋敷を囲う魔物の気配。
もう、逃げ場はない。
そう悟った彼女はクッと唇を噛み、娘の手と繋ぐそれに力を込めると。
再び奥座敷を目指して走り出した。

*****

たどり着いた最奥の一室で、彼女は娘に布に包まれたものをそっと手渡す。

「レイナ、これを」
「こ、れ…」

それは、刀袋に収められた一振りの刀。
少女が生まれる前からこの家にあった、家宝だというそれ。

「これは、先祖から守り伝えてきた大切な物。これを次に受け継いで守っていくのはあなたの役目」
「や…いやですっ!母上!!」
「もう、逃げ場はないわ。それに、転移魔法を発動する時間も。だからせめて貴女だけでも…」

そう言って彼女は娘の額に口付ける。
その瞬間、ドクンと胎動にも似た振動が体内を駆け巡った。
それと同時に少女の瞼がゆるりと下がる。

「月影、昼間のあなたに力が足りないのは知っています。ですがどうか、この子だけでも守って…」

少女の母の言葉に、影に潜んでいた精霊が頷くのがわかった。
それと同時に少女の周りに強固な結界が張られるのも。

レイナの意識が完全に途切れる前に見たものは、母の泣きそうな笑顔であった―――…。




節電の話が出た時もそうですが

PCの電源入れて何か更新、チャットをするなどが悪。
そんな感じの事が少しの間だけありました。
確かに節電の面では止めた方がいいと思います。

ですが。

電力よりもまず優先すべきだと月代が個人的に思うのは人の心です。

人の心はとても脆くて壊れやすいんですよ。
震災や事故や、怖い体験をしたらそれはより顕著でしょう。
節電も大事ですが、心を第一に考えたら更新やチャットなどは今のその人にとっては心の支えですよ。

それを簡単に否定することなかれ。

そして今日見てカチンときたのは手ブロ更新に対する難癖
たしかに不謹慎かもしれませんがこんな時こそ明るい絵を描いたり明るい話題が必要なんですよ。
連日テレビで行われる被災地などの放送。
行方不明者や家族と再会できるようになど大切だとは思いますけど、いつまでもそんな映像&話題じゃいつまで経っても日本は鬱々してるぞ
たしかにあのニュースも止めろなんて言えないんですけどね、私も重々承知してますけどね。

だからこそせめて手ブロだったりの娯楽を許容してもいいじゃないか。

自分被災にあったから許せないとか、今自分はそんなことできないのにとか言わずに。
自分も他の人から明るい気持ちをお裾分けしてもらいましょうよ。
私は鬱々してる時に他の人(面識もない人たちだけど!)絵を見たりしてかなりの元気をもらってます。
ネガティブではなくポジティブに状況を受け入れてみましょうよ!

そうすればかなり自分の精神状態にも変化があると思うんです。




落書きだけど

久々に手ブロ更新したなぁ。
いま妖学の2人目を描いてる途中だったり。
どうやらそれがいつの間にか公開設定になってたみたいで恥ずかしいわっ><
ちなみに描いてるのは紅桜。
なんかDRで出番無いっぽいからこっちで。(←
初期女帝にしようかさんざん悩んでやめてます。
これ以上発展させてどうする^q^