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刻の本

古びた本は 今も昔も刻(とき)を刻む。

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ふふふふふ

漸くペン入れ全部終わったぜ。
いやー、大変だった。
最後の3枚目とか集中力がw
線がガタガタで途中から心の中で大絶叫でした。(待

あとは色塗りだけです。
何で塗ろうかなぁ。
たぶん色鉛筆かなぁ。

出来上がったらUPしますね~。
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お久しぶりですすみません

最近まったくこっち手つけてなかったですね。

えー…何してたかと言うとですね、絵描いてました。(ぁ
前にのっけた和服もどきカップル(笑)と書き起こした一風景(何
まぁ、まだペン入れの途中ですが。
あとはカップルの片割れ、レイナちゃんにペン入れすれば清書は全て完了です。

それにしても、うちのカップルはイチャイチャ足りないよね。(真顔/ちょ

そもそもレイナちゃんがツンな性格だし。
シュウ君はなんかね、傍に居れば幸せ~^^ とかそう思ってるに違いない。
とりあえず視界にさえ入っていればいいとか。
でもやっぱ傍に居るだけじゃ不満もあるのでぎゅってしたりするといい!
それで照れのあまり真っ赤になったレイナちゃんから右ストレートパンチという手加減してくれているパンチ喰らうんだよ。(※レイナちゃんは左利き
手加減してても力強いからもろ腹に入って悶えてるシュウ君が見えます。(爆
それでもって周囲はそれを「かわいいなぁ」なんて微笑ましく見てるんだ。
この2人はみんなに愛されてるから!
見守るのもいいしちょっかい出して(殴られつつ)照れたりする様を見るも良し的な。
ああちょっと、考えると顔がにやける。(←
しかし…レイナちゃんのデレはいつ見れるんだろう…。




や、やりすぎたっ

うわーうわー、夜中にハイテンションで色塗りしてたらやり過ぎた感がヒシヒシとっ!!
しかし楽しいんです。(爆

えへへー、今日中には完成させたい感じですよね!
明日のオフに持ち越したらごめんなさい。(ちょ

Dramatic Record ~Part 31~

「シュウ様ーw」
「うぉ!?」

ガバッ!と音が聞こえそうな勢いでシュウへと飛びついたのは一人の少女。
淡い桃色の長い髪を緩く巻き、深緑の瞳を覗かせるこの少女の名はエミリア・ローズ。
生徒会役員の一人で書記を勤める彼女は、見た目はとても大人しそうに見えるのを大きく裏切りとてもおてんばな子だ。
好意を寄せるシュウに対し色々やっているのだが、如何せん彼にはレイナが居る為その努力空しく報われる事はない。

「エーミーリーアー…。毎回毎回飛びつくなって言ってるだろ!それから仕事はどうした!?」
「ふふ、怒った顔も素敵ですわー」
「っく…!!」

話を聞いちゃいねぇ!!と心の中で叫び、悔しそうに歪む顔。
恋する乙女には相手の怒りも何のその。
エイミリアはすっかり自分の世界に入り込んでしまっているようだ。
余談だが、エミリアの座っていた机の上にはまだ書類が残っていたりする。

「エミリア嬢」

なんとかエミリアを離そうと奮闘するシュウと離れまいとするエミリア。
そんな二人の横から冷たい声音で声が掛けられた。

ギギギ、と油の切れた機械のような動きで(音は出ていないが)酷くゆっくりと顔を向けた先に居たのは、絶対零度の笑みを貼り付けたレイナ。
触れれば切れるか火傷をするか、万人が怖いと言うだろうどす黒い魔力を静かに、しかし大量に流し出している。
その背後に般若が見えるのは幻覚だ、そうに違いないと思いたい。
名を呼ばれたのはエミリアだけだったが先ず間違いなく絶対に彼女の怒りの矛先に自分も入っているだろうと悟ってしまったシュウは(判りたくなどなかったさ!)冷や汗が大量に背を伝うのを感じた。

「エミリア嬢」
「は、はいいぃぃぃ!!」

再度、あの笑みと共に名を呼ばれたエミリアは勢い良く返事する。

「まだ、仕事が残っているようだけど?早く片付けなさいな」
「りょーかいしました!!」

言われたエミリアは(あまりの恐怖に)すぐさまシュウから離れ、己の席へと戻っていく。

「シュウ」
「………はい」

怖いなぁ、いったい何言う気なんだと思いつつ、ここで返事をしなければどうなるか判らない為少し戸惑った後応(いら)えを返した。

「一段落して休憩するんでしょ。早くしないと時間がなくなるわよ」
「へ?それだけ??」
「なに。仕事増やそうか?」
「エンリョネガイマス」

ニッコリ一言。
思わず片言になったのは仕方ないだろう。

「それじゃちょっと休憩してくる!」
「えぇ」

そういい残してシュウは部屋を後にした。





下書き

がほぼ完成しました。
あとは似非背景。(←
いすが上手く出来ねぇー!!

そしてそんな人物の一部分。

b55f2699.JPG

色塗ったらもっと色っぽくなるはず^^
えへへー、かなり遊んでるので文句は一応受け付けます。(ちょ

Dramatic Record ~Part 30~

結局あの後死ぬ気で作業し、書類の山を半分にまで減らしてみせた。(他の役員にもやらせたので最後はほぼ屍と成り果てていたが。)
そうして昼食も摂らずに(シュウが家でと言ったので食べなかった。)やって来たのは広大な敷地を持つ屋敷の門前。
片や満面の笑み、片や疲労困憊の顔の二人は躊躇う事無く屋敷の門を潜って行った。

「相変わらず綺麗に咲いてるわね」

二人の歩く道の左右には綺麗に咲き誇る花たち。
幾種類もの季節の花たちが互いの姿を損ねる事の無いように配置されている様は屋敷の持ち主のセンスの良さを窺わせる。
その景色を横目で見やりつつ歩き進んだ二人の目前には立派な玄関扉。
広く取られたその扉は、よく見れば細やかな意匠が施されている。
シュウはその扉へと手をかけ、ゆっくりと押し開いた。

「いらっしゃい」

と、聞こえてきたのは女性の声。
向けた視線の先、踊り場から2階へと行くための階段の中頃に一人の女性が立っていた。

「母様」

呼んだのはシュウだ。
トントンと小さく足音を立てて階段を下りてきた女性に近づく。
“母”と呼ばれた女性---淡い輝きを放つ白金の髪と菫色の瞳を持った女性は、「お帰りなさい」と言いながら近づいてきた息子を抱きしめた。
シュウの顔は母方の遺伝が強いのだろう、よく似た顔は共に微笑み合っている。

「レイナちゃんも、いらっしゃい。お正月以来かしら?」
「お久しぶりです、奥様。しばらく色々ありましたから正月以来、ですね」

満足したのだろう、息子から離れた女性は扉からいくらか中へ入った場所で立ち止まっていたレイナに声をかける。
それに丁寧に返してシュウ同様抱きしめあう。

「さぁ、二人とも。昼食の用意はしてありますから食べましょうか」
「うん」
「はい」

女性の言葉にそれぞれ返事を返して、三人は連れたって屋敷の奥へと消えていく。


◆◇◆◇◆


「そう言えば父様は?」

中庭に面したテラスに用意された昼食。
暖かい日差しの中で食事をしていた時、思い出したようにシュウが声を上げた。
「それなのだけど」と、彼の母は前置きをして夫が不在のわけを話す。

「少しトラブルが起きて帰るのが遅くなるらしいの。そんなに遅くはならないと思うから大丈夫よ」
「そっか」

「二人と居る時間が減ると嘆いていたわ」と食後のお茶を一口。
容易に想像できてしまうその光景を思い浮かべ、シュウとレイナは苦笑を漏らした。

その後シュウの父であり屋敷の主でもある彼の人が帰ってきたのは夕方。
明日は生徒会の仕事に追われると言った二人は簡単に挨拶と報告諸々を済ませて学園へと帰っていった。




Dramatic Record ~Part 29~

「いらっしゃい」

広く大きな扉を開けた先で出迎えたのは、優しい風貌の女性だった。


◆◇◆◇◆


レイナの故郷から帰ってきて数日、久々とも言える生徒会の仕事をしていた彼女にシュウが突然言い放った。

「レイナ、午後から俺の家な」
「……………は?」

たっぷり5秒。
あまりにも突然の出来事に、作業していたその手を読めてフリーズ。
バサバサと派手な音を立てて手に持っていた紙の束を床にばら撒いた。

「わんもあぷりーず」

おっといけない。
突然のことに驚きすぎて言葉がひらがなに。

「うん、だからね。今日の午後、この後から俺の家行くから」
「あのさ、書類のタワーが見えないのかな?」

会話を繰り広げる二人の目の前には山積みになった書類たち。
それらで作られた書類の山に数は…はっきり言って数えたくは無い。
ただでさえこの時期は忙しくなるというのにここ2日程私用で生徒会長が居なかったこの場所は書いて字の如し、忙殺されそうなほどに忙しい。(おまけに内1日は副生徒会長まで不在であった。)
そんな中、これ以上自分たちが仕事を放棄するわけにはいかない。

「……今の状況わかってて言ってる?」
「うん!」

あらまぁなんて素敵な笑顔なのでしょう。
うっかり殺意が沸いても仕方ない、仕方ない。
って、そんなこと考えてる場合じゃなくて!

「っの、わかってるなら仕事しろ!!」

怒声一発。
止まってしまっていた仕事を再開させるべくペンを手に取る。(床に散らばっていた書類たちは他の役員が既に拾ってくれている。)

「や、でもさ。親に言ったら連れてこいって。それに父様は今日の午後を逃したらしばらく休み取れないらしくてさぁ。だから…ダメ?」
「……・・・」

おずおずと、なおも食い下がる彼の顔と積まれた書類の山を見比べること数回。
ついでに時計の針も確認し、大きなため息を一つ。

「はぁー…」
「やっぱ、ダメか?」

今の時刻は午前9時ちょっと過ぎ。(ちなみにこの作業自体は午前6時からやり始めた。)
基本的には確認してサインをするだけなので死ぬ気でやれば半分くらいにまでは減らせるか。
そんなことをあれこれ考えつつも手はしっかりと動かし続け。

「昼までに、死ぬ気で半分終わらすわよ」

言った途端に不安げだった彼の表情は笑顔で輝き。
何だかんだで自分も彼に甘いのだと結論付けた。

その言葉に悲鳴を上げた役員たちが居たようだが、そこは知らぬ振りで今まで以上のスピードでもって書類を片付ける生徒会長と副生徒会長の姿があったとか。




Dramatic Record ~Part 28~

「見ての通り、ここには以前一つの集落があったわ。私の、両親の生まれた場所。今はもう廃墟だけど」

集落跡の中を歩き進めながら、懐かしむように目を細め先を見つめる。
どうして廃墟となったのか訊きたい気はしたが、なんとなく彼女の発する雰囲気からは訊き難くて。
代わりの様に別の質問を投げかけた。

「ところでさ、どうして今回俺を連れてくる気になったの?」
「あー…」

実は今回、何の説明もなしに行き成り着いてこいとだけ言って連れてこられたのだ。
数日ほど姿を見せず戻ってきたと思った途端にこれだ、彼女に訊きたい事は沢山あるがとりあえずはと、その理由を問うことにした。

「君の故郷の話は何度か聞いたけど…誰かを連れてくるのは初めてだよな」
「そうな。あれ以来、此処にはほとんど来なかったし…」

“あれ以来”というのがここが廃墟となった原因なのだろうが、ここで何があったのか知ることは出来ない。
こうして考えると自分は彼女のことに対して知らないことが多いのだと思い知らされる。
彼女自身語ろうとしないし、こちらから訊いても上手くはぐらかされてしまうのだが。

シュウが自身の思考に囚われていると、前を歩いていたレイナが急に立ち止まった。

「レイナ?」

どうしたのかといぶかしみながら声をかけた彼に顔を向け、彼女は言葉を発する。

「ここ、みんなのお墓なの」

そう言って前を向き直した彼女の視線に先には石を積んで作られた小さな山。
なんとなく、一族に何があったのかを察することが出来る。

「今日は、墓参りと報告を兼ねて…ね」
「報告?」

いったい何のだろうと首を傾げていると、レイナは「ふふ」と楽しげに笑い続きを言った。

「そ。古い約束を果たせたことを報告にね」
「約束…」
「それと--…」

次いで告げられた言葉に、今まで不思議そうにしていた顔を真っ赤にさせて硬直するシュウの姿があったとか。

---私に大切な人が出来たって言うお知らせよ。




Dramatic Record ~Part 27~

―チチチ…

鳥の囀る声のなかに紛れ、草の擦れる小さな音が聞こえる。
緑の茂る木々、零れる光に照らされ輝くのは金色の髪。
金髪碧眼を持つ少女は己が進む道をわかっているのか、道なき道を草を掻き分けひたすら突き進む。
そんな彼女の後ろを追うのは銀の髪に紫電の瞳の青年。
なんの苦も無く進む少女に比べ青年の方はというと、いささか息が上がっているようだ。
獣道を進む二人の他には鳥や小さな動物の気配しか感じられない。

「レイナ」

しばらく無言で歩いていると、青年が少女―レイナ―へと声をかけた。

「ん?」

それに対してレイナは返事を返すも視線は前を見たまま。
こちらを向く様子は無く、しかし意識はこちらに向けてくれているようだ。

「まだ着かない?」
「あら、もうバテたの」

まだなのかと問う彼にクスリと笑って茶化すように言ってやる。
それに軽く拗ねた様な顔をして「そうじゃないけど…」といった彼はなおも続ける。

「山の麓からこっち、結構歩いてるからさ。こんなに歩くんだったら直接飛んだ方が早かったんじゃないのかなって」

どうして山の麓から歩くのだと、己の疑問を口にした。

「あぁ…。この山一帯には座標を狂わす術がかかってるから直接飛べないのよ。私自身も面倒だと思うんだけど…解くことができないのよね」

ちなみにもうすぐ着くわよ、と続けながら教えてくれた。
そうだったのか、と、その事実に驚くと同意に確かに面倒だと同意する。
そんな事をつらつらと考えていたその時、不意にレイナが口を開く。

「着いた」

彼女の声に下げていた顔を前へと向けると、そこには一つの集落が収まるだろう程に拓けた空間があった。
いや、実際にそこには集落があったのだろう。
そこかしこに朽ち果てた木材の散乱した様子が見える。

「ようこそ、我が故郷へ」
「ここが…」

こちらへと向いたレイナは両腕を広げ、歓迎の言葉を口にする。
それを受けながら、シュウはゆっくりと周囲を見渡した。